SENTEUR2

2つの道に面した2つの部屋からなる住戸が重なった集合住宅です。
御蔭通りに面した部屋からは叡山電車を見下ろすことができ、一乗寺道に面した部屋からは如意ヶ嶽の大文字を仰ぎます。
この2つの部屋が玄関とキッチンを挟んで配置されています。
2つの部屋が対峙することで、住む人がどちらを寝室にするかリビングルームにするか自由に決められます。また2つの部屋をパブリックとプライベートとに使い分けてSOHOとしたり、2人でシェアすることも可能です。内壁は、断熱材でもある木繊セメント板でできているので、ビスを打って棚をつけるなどのDIYがしやすい仕上です。また、備え付けの収納は可動間仕切り収納です。これらのデザインは住む人が自分に合わせてカスタマイズしやすくするためです。

作品概要

所在地 京都市
用途 集合住宅(4戸)
竣工年月 2015.03
構造規模 RC造、地上4階
敷地面積 100.16㎡
建築面積 46.76㎡
延床面積 187.05㎡
設計 田中昭成ケンチク事務所と共同設計
写真家 多田ユウコ
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