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佇まいで目を魅く、郊外型ロードサイド建築です。
敷地購入時の絡みにより、設計施工者と平面形が決まっていたプロジェクトだったのですが、施主よりもっと良くならないかと相談を受け、基本デザイン及び施主の立場での設計施工者対応を行った案件です。
当初案は鉄骨ALCの総二階建てのよく郊外に見られる事務所ビルのようなデザインでしたが、施工費を変更することなく、街に対してよい表情を持つ建築になっています。
2階のボリュームを手前に「ずらす」ことで、お客様への出迎えるような半屋外空間を創出するとともに、近隣に対してボリューム感の低減もなし得ています。
大きな派手な看板だけで目立つことの多い郊外ロードサイドの建築ですが、本計画は佇まいで目を魅かせることで、街並を壊さずに目に入り易い建物を目指しました。
設計・監理ではない関わり方ですが、このような関わり方も建築家の仕事の一つかと思います。

作品概要

所在地 福島県郡山市
用途 オフィス、ショールーム
竣工年月 2014.03
構造規模 鉄骨造、地上2階
改装面積 986.58㎡
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